FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

CIAを凌ぐバチカンの情報力

「ヨーロッパを学びたいなら、バチカン(ローマ法王庁)の機関紙ぐらいは読まないとね」

 二十数年前の中年留学生時代に、欧州某国で年若い指導教授から不勉強をなじられ、身も細る思いをしていた頃の話である。
 フランス語だけでも四苦八苦の身に、イタリア語の追加など残酷きわまりない。せっかくの愛のムチも、結局は壮麗なサンピエトロ大聖堂の見学だけで勘弁してもらった。

 バチカン市国はローマ市内のテベレ川沿いに位置し、総面積は東京ディズニーランドほどの超ミニ国家である。それがかくも耳目を集めるのは、世界で12億人ともいわれるkatholiek教徒の総本山だからだ。
 情報収集力は米中央情報局(CIA)のエージェントもかなわない。聖職者は、信者たちの前日の献立だって知ることができる。これは決してjokeではない。

 バチカンの主、存命中の退位。新法王選出時には観測も様々に飛び交った。
 元外交官で作家の佐藤優氏の分析によれば、ポイントは2つ。1つは「健康な後継教皇の指導下で、katholiek教会がイスラム世界に対する巻き返しを図ろうとする世界戦略」であり、もう1つは「中国に対して攻勢をかけること」にあるという。
 2つ目については若干の説明が必要だ。バチカンは欧州で唯一、中国を認めず、台湾と外交関係を維持している国だという背景である。中国政府が、バチカンの承認なしに国内の司教を任命していることも対立が続く要因になっている。
 やはり、バチカン情報からは目が離せないということか。

「風を読む」より
(五十嵐徹)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

(o ̄∇ ̄o)♪

Author:(o ̄∇ ̄o)♪
FC2ブログへようこそ!
(゚Д゚)ノ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。